パズルを解いて「恋の物語のループ」から抜けだす不思議な世界観のアドベンチャーゲーム『Looped』がリリース。言葉も会話もなく、手描きの2Dフレームアニメーションとオリジナルサウンドトラックのみが作る一目惚れの物語
Studio Hamlinは6月19日(水)、パズルを解いて恋の物語のループから抜けだす不思議な世界観のアドベンチャーゲーム『Looped(ループド:一目惚れ)』をリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam、itch.io)、モバイル(iOS)、Nintendo Switchで、PC版、モバイル版は6月19日(水)にリリースされる。Nintendo Switch版は7月から9月ごろにリリース予定となっている。また、PC(Steam)版は700円、モバイル版は400円だ。 【この記事に関連するほかの画像を見る】 『Looped』は、時間と空間を超える困難があっても恋に落ちてしまう状況を描いた美しい短編物語のゲームである。公開されたトレーラーでは、手描きの2DフレームアニメーションとUnited Soundによるオリジナルサウンドトラックによってつくられた不思議でありながらどこか温もりを感じる世界観を堪能できる。 作中ではある日、ヒロインの目の前にブラックホールが出現し、意識を失った男性が落ちてくる。男性が初めて目を開けたとき、それが一目惚れの瞬間だ。プレイヤーは2人のロマンスを眺め、ときに画面を操作してパズルを解くことで、この物語をループから抜け出させ、2人が苦難を乗り越える手助けをしていく。 ストーリーは、言葉や会話を使わずに語られている。手描きの2DフレームアニメーションとUnited Soundによるオリジナルサウンドトラックで物語の世界は作られているのだ。プレイヤーはその世界観を堪能しながら、時にパズルを解いて物語を進めていく。また、Steamストアページによると隠しエンディングも用意されているとのこと。 本作は、コロンビアのペニテンテ映画祭にて最優秀国際SF賞、コソボのフェルフィルム映画祭にて最優秀アニメーション短編賞を受賞した映画『Looped』が原作だ。そして同映画監督のトーマス・コスタ・フレッテ氏が、新しい物語表現を求めて自身の手でゲーム化したものである。 この物語は、トーマス・コスタ・フレッテ氏が数年前に彼の妻と出会ったときの出来事から着想を得たとのこと。プレスリリース内では、恋に落ちたときの全てが可能に感じるその経験を物語にしたかったとも語っている。自身の短編映画をゲームとして表現し、プレイヤーが介入できるパズルにすることで、映画の物語のループをプレイヤーの手で破るということを意味しているようだ。 一目惚れが生み出すタイムワームホールの物語 2024年6月19日、Studio Hamlin(スウェーデン、マルメ)は、スタジオ初となるインタラクティブフィクションパズル『Looped(ループド:一目惚れ)』をPC、App Storeにてリリースいたします。 本作はコロンビアのペニテンテ映画祭にて最優秀国際SF賞、コソボのフェルフィルム映画祭にて最優秀アニメーション短編賞を受賞した映画『Looped』を原作に、同映画監督のトーマス・コスタ・フレッテが新しい物語表現を求めて自身の手でゲーム化したインディー作品です。 トレイラー: 時と時空を超えたロマンス 『Looped』は、困難があっても恋に落ちてしまう状況を描いた美しい短編物語です。そう、それが時間と空間を超える困難であっても、です。 ある日、ヒロインの目の前にブラックホールが出現し、意識を失った男性が落ちてきます。男性が初めて目を開けたとき、それが一目惚れの瞬間。 プレイヤーは二人の激しいロマンスを眺め、ときに画面を操作して苦難を乗り越える手助けをします。 己の映画を原作に映画の監督自身がゲームを制作。新たな表現への挑戦 本作は映画『Looped』を原作としたゲームですが、ゲームは『Looped』の監督兼アニメーターのトーマス・コスタ・フレッテがStudio Hamlinの協力を受けつつ自身の手で行っています。監督はゲームについて以下のように語っています。 「この物語は、数年前に私が妻と出会ったときの出来事から着想を得ました。恋に落ちたときの全てが可能に感じるその経験を物語にしたかったのです。 短編映画をインタラクティブフィクションとして表現し、プレイヤーが介入できるパズルにすることは、物語のループをプレイヤーの手で破れることを意味しています。これは、私にとって新たな映像表現の第一歩です。 このゲームが皆さんの甘い記憶を呼び起こしたり、人生の愛を見つけるきっかけになることを願っています」 映画Loopedとは 映画『Looped』は一目惚れからの愛の力を描くSF短編アニメフィルムです。一般公開日は未定ですが、すでにコロンビアのペニテンテ映画祭にて最優秀国際SF賞、コソボのフェルフィルム映画祭にて最優秀アニメーション短編賞を受賞し、評価を得ています。 本映画は2022年に発表されて15以上のフィルムアワードで入選した『The Power of Love』、と監督が出版した小説を元に制作されており、そのテイストはゲームにも受け継がれております(つまり、本作は小説・映画・ゲームの3メディアを1人の監督中心に制作していることになります)。 『The Power of Love』はvimeo()にて無料でご覧いただけます。ゲームを一緒に楽しむことで、表現の違いを楽しむことができるはずです。 主な特徴 言葉や会話を使わずに語られるユニークなストーリー ・手描きの2Dフレームアニメーション ・彼と彼女の関係とロマンスを築く独特なパズル ・United Soundによる素晴らしいオリジナルサウンドトラック ・映画をもう1つの形で楽しめる。Studio Hamlinの協力により、原作者の手でゲーム化 製品情報 タイトル:Looped(ループド:一目惚れ) ジャンル:インタラクティブフィクションパズル トレイラー: 開発元: Studio Hamlin, United Sounds, Vurpa 販売元: Studio Hamlin プレイ人数:1人 対応プラットフォーム:PC、App Store、Nintendo Switch(2024Q3予定) 価格: Steam 700円 / App Store 400円 Steam: itch.io: App Store: Twitter/X: Instagram: Instagram: YouTube: Studio Hamlinは、スウェーデンのマルメに拠点を置く小さなインディースタジオです。現在は『Looped(ループド:一目惚れ)』に精力を注いでいます。
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