また“異例”の一般公開!朝ドラ「ばけばけ」小泉八雲モデル・ヘブン役を来週発表 ヒロインと初顔合わせ
NHKは21日、2025年度後期の連続テレビ小説「ばけばけ」のヒロイン・松野トキの夫で、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)がモデルとなったヘブン役を、27日に発表すると伝えた。10月29日に行われたヒロイン発表会見同様に一般公開する。 【画像あり】 朝ドラ「ばけばけ」ヒロイン大抜てき「高石あかり」どんな人? “殺し屋”役でブレーク ダンスGも経験 朝ドラ通算113作目の同作は、「怪談」などを記した明治時代のアイルランド人英語教師ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻・小泉セツをモデルに、夫婦の絆を描く。原作はなく、フィクションとして再構成。脚本はNHKドラマ「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」などを手掛けたふじきみつ彦氏。撮影は島根・松江で来春開始する予定。 ヒロインは、2892人が応募したオーディションから、 「ベイビーわるきゅーれ」などで存在感を示した高石あかり(21)に決定した。ヒロイン発表会見が行われた10月29日には、会見の様子を一般公開する“異例”の展開。ヘブン役も同様に、発表会見を一般公開すると発表した。 発表会見は今月27日(水)、NHK大阪放送局1階アトリウムで行う。制作統括の橋爪國臣氏は「ヒロインの夫、ヘブン役の方がオーディションで決まりました。ヒロインの髙石あかりさんと共に、ドラマの中心を担っていってもらう方です」と説明し「11月27日は二人が初めて顔を合わせる日です。この記念すべき時を皆さんと分かち合いたいと思い、公開で会見をすることにしました」と、公開の意図を説明。「二人が出会ったらどんな化学反応が生まれるのでしょう?今からとても楽しみです。ぜひ、大阪の会場で一緒に二人を迎えましょう」と呼びかけた。 「ばけばけ」は急速に西洋化が進む明治時代に、埋もれてきた名もなき人々の心の物語を、その代弁者として語り継いだ夫婦。ハーンは米国でジャーナリストとなった後、1890年に来日。96年にセツと結婚、日本国籍を取得し小泉八雲を名乗った。「知られぬ日本の面影」など日本古来の文化を分かりやすく記した著作を残しており、高く評価されている。セツはハーンの執筆を助け、「怪談」などの著作に大きく寄与した人物だ。ギリシャ生まれのアイルランド人であるハーンをモデルにした夫役に注目が集まっていた。