地元チリのタビロがムーテに競り勝ち決勝進出、同胞バリオス ベラとのダブルスではタイトルを獲得 [チリ・オープン/テニス]
地元チリのタビロがムーテに競り勝ち決勝進出、同胞バリオス ベラとのダブルスではタイトルを獲得 [チリ・オープン/テニス]
ATPツアー公式戦「モビスター・チリ・オープン」(ATP250/チリ・サンティアゴ/2月26日~3月3日/賞金総額74万2350ドル/クレーコート)の男子シングルス準決勝で第4シードのアレハンドロ・タビロ(チリ)が予選勝者のコランタン・ムーテ(フランス)に4-6 6-4 7-5で競り勝ち、1月のオークランドに続くツアー2勝目に王手をかけた。 ~モビスター・チリ・オープンで地元優勝に王手をかけた第4シードのタビロ選手~ 4-3から3ゲームを連取されて第1セットを落としたタビロは第2セット第1ゲームをブレークされてから巻き返してセットオールに追いつき、第3セットでも2-4から挽回して2時間32分で逆転勝利をおさめた。 「彼は非常に才能がある選手で、多彩なプレーをしてくるだろうと思っていた。そのような選手と対戦するのは常に難しいけど今日は観客の声援にとても助けられたし、僕はとにかく集中して冷静さを失わずに戦い続けた」とタビロは試合後のオンコートインタビューで語った。 「第3セットでは第2セット第1ゲームでどのようにブレークされたか思い返した。だからブレークバックするまで数ゲームかかったけど、とにかく落ち着いてチャンスを待とうと考えていたんだ」 昨年のニコラス・ジャリー(チリ)に続くチリ人チャンピオンを目指すタビロは決勝で、ペドロ・マルチネス(スペイン)を6-4 6-2で破って勝ち上がった第2シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)と対戦する。 トーマス・バリオス ベラ(チリ)とのペアでダブルスにも出場していたタビロは、同日の最後に行われた決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したオルランド・ルズ(ブラジル)/マティアス・ソト(チリ)を6-2 6-4で下して地元優勝を飾った。
テニスマガジン編集部