中国、2024年に輸出入関税の調整実施へ
【東方新報】中国の国務院関税税則委員会が19日に発表した通達によると、中国は来年、輸出入の一部にかかる関税を変更する。 2024年1月1日から1010品目について、最恵国税率より低い輸入暫定税率が実施される。 これには、国内で希少な資源、重要な設備、塩化リチウム、低ヒ素蛍石、燃料電池用ガス拡散層、特殊医療目的の製剤などの部品の輸入関税の引き下げが含まれる。中国は、特定の抗がん剤、希少疾患治療薬、原材料にゼロ関税を課す。さらにスイートコーン、コリアンダー、ゴボウの種子の輸入関税が引き下げられ、高純度アルミニウムの輸出関税も引き下げられる。 中国はまた、エチレン、プロピレン、第6世代以下の液晶ガラス基板など、世界貿易機関(WTO)加盟時の約束の範囲内にある特定の商品の輸入関税を引き上げる。 この調整は2024年1月1日に発効される。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。