暴行の疑いで29歳女を逮捕した札幌中央警察署

　10日未明、札幌・ススキノの路上で、面識のない男性の髪をつかんで地面に引き倒し、馬乗りになるなどの暴行を加えたとして、29歳の無職の女が逮捕されました。この事件をめぐっては、この女の42歳の夫と36歳の男がすでに逮捕されています。 暴行の疑いで逮捕されたのは、石狩市に住む29歳の無職の女です。 この女は、10日午前１時すぎ、札幌市中央区南５条西５丁目の歩道上で、面識のない38歳の会社員の男性の髪をつかんで地面にに引き倒し、馬乗りになるなどの暴行を加えた疑いが持たれています。 警察によりますと、10日未明、「４対４で激しく殴り合っている」と目撃者から110通報があり、駆け付けた警察官がその場にいた、女の42歳の夫と、自称36歳の会社役員の男を現行犯逮捕しました。 その後、被害者や目撃者などの話や、防犯カメラの捜査などから、29歳の女も暴行に加わっていたとして、１9日午後、女を逮捕しました。 当時、女が酒を飲んでいたかどうかはわかっていませんが、男２人と被害にあった男性は、酒に酔っていたということです。 警察の調べに対し、29歳の無職の女は「髪を掴んで地面に引き倒してはいないけど、馬乗りにはなった」などと話し、容疑を一部否認しています。 警察は、暴行に至った経緯や動機などを詳しく調べています。