米国で現役続行中の名手デットーリ、落馬で病院搬送も「私は元気です」右肩脱臼をＸで報告
現役引退を撤回し、米国で騎乗を続けている世界的名手、ランフランコ・デットーリ騎手（53）が19日、ニューヨークのアケダクト競馬場でスタート前に落馬し、病院へ搬送された。「デイリーレーシングフォーム」電子版によると、9Rの騎乗馬がゲートで後ずさりしたため、同騎手は背中から落馬。その後、自力で立ち上がり、救急車まで歩き、検査のため病院へ搬送されたという。 デットーリ騎手はその後、病院から自身のXアカウントに写真とメッセージを投稿。「すべてのメッセージに感謝しています。私は元気です。右肩を脱臼しましたが、病院のチームが元通りにしてくれました。お見舞いのメッセージありがとう。とてもうれしいです」と無事を伝えている。金曜日の騎乗は未定となっている。 イタリア出身で、日本のファンにもおなじみのデットーリ騎手は昨年、現役引退の予定を撤回し、英チャンピオンズデーを最後に欧州から米国へ拠点を移して現役を続行している。デイリーレーシングフォーム電子版によると、今年は359鞍の騎乗で62勝（G1・2勝）。
