ソロモン諸島で総選挙 政府の親中路線の是非が争点
All Nippon NewsNetwork(ANN)
南太平洋のソロモン諸島で総選挙の投票が始まりました。中国との関係を深める現政権の継続の是非が最大の争点です。 人口約70万人のソロモン諸島で17日、議会の総選挙の投票が始まりました。 親中路線を続けているソガバレ首相率いる与党に対し、中国との関係見直しも訴える野党との争いになっています。 ソロモン諸島ではソガバレ政権が2019年に台湾と断交し、中国と外交関係を結びました。 2年前には中国と安全保障協定を締結するなど中国との関係強化を進めています。 開票結果の発表の後、連立交渉を経て、次期首相の選出には少なくとも数週間はかかる見込みです。 南太平洋地域では今年1月にナウル共和国も台湾と断交し、中国との国交樹立を発表しました。 中国による軍事や経済面での影響力の拡大が懸念されています。
テレビ朝日