【速報】熊本県のインフルエンザ報告数 “過去最多” 一定点当たり92.56 ほか新型コロナ・感染性胃腸炎など感染者数発表(12月23日~12月29日)(12月30日~1月5日)
■「インフルエンザ」過去最多 熊本県内の2024年最終週(12月23日~12月29日)のインフルエンザの報告数は7312件(一定点当たり92.56人)で前の週の1.89倍となりました。 【グラフ・表を見る】インフルエンザ 一定点当たりの報告数/保健所別の発生状況(熊本県) これは統計が残る2003年以降で過去最多の報告数です。 保健所別では、有明(一定点当たり145.375)、菊池(124.00)、宇城(118.17)の順に最も多くなっています。 また、年齢別では10~14歳が1250件(17.1%)で最も多いです。 県は、より一層強い意識を持って感染防止対策を行ってほしいと呼びかけています。 ■主な感染症(報告数順) インフルエンザ 7312件(前週3879)↑増加 新型コロナウイルス感染症 358件(前週290)↑増加 感染性胃腸炎 285件(前週343)↓減少 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 137件(前週179)↓減少 手足口病 50件(前週92)↓減少 マイコプラズマ肺炎 17件(前週20)↓減少 ■2025年第1週 2025年第1週(12月30日~1月5日)のインフルエンザの報告数は3782件(一定点当たり47.87人)で前の週の0.52倍となりましたが、引き続き「警報レベル」が続いています。 県はこの統計について「年末年始で受診を行っていない医療機関が多かった」との見方を示し、報告数については「減少したと断言することは難しい」としています。 保健所別では、天草(一定点当たり88.14)、人吉(74.00)、有明(52.38)の順に最も多くなっています。 また、年齢別では10~14歳が420件(11.1%)で最も多いです。 ■主な感染症(報告数順) インフルエンザ 3782件(前週7312)↓減少 新型コロナウイルス感染症 229件(前週358)↓減少 感染性胃腸炎 95件(前週285)↓減少 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 39件(前週137)↓減少 手足口病 9件(前週50)↓減少 マイコプラズマ肺炎 5件(前週17)↓減少
■基本的な感染対策について *マスクの着用 着用は個人の判断に委ねることとされていますが、医療機関受診時や混雑した場所では、マスクの着用が効果的です。 *手洗い等の手指衛生や換気 エアコンをつけていても、定期的な換気を心がけましょう。 *「三つの密」の回避・人と人との距離の確保換気の悪い場所や不特定多数の人がいるような混雑した場所等を避けることが感染防止対策として有効です。 情報:熊本県健康福祉部健康危機管理課 (データ放送でご覧の方はスマートフォンやパソコンで「RKK NEWS DIG」をご覧ください)
熊本放送