今夏の争奪戦必至なペドロ・ネト ビッグクラブが狙うドリブラーにトッテナムも注目
今季は3ゴール11アシスト
今シーズン終了後の去就が注目されているウルブズに所属するポルトガル代表FWペドロ・ネト(23)。 今シーズン、公式戦19試合に出場し3ゴール11アシストをマークするネトはリヴァプールやアーセナルといったプレミアのビッグクラブが獲得に興味を示している。 そんななか、トッテナムもネトの獲得に興味を示しており、今夏に本格的に獲得に動くことを検討していると英『GIVEMESPORT』は伝えている。またベン・ジェイコブス記者は同メディアにて、トッテナムにはネトが入り込むスペースがあるが、両クラブ間には同選手の評価額に1000万ポンドから1500万ポンドの乖離があるという。 「技術的にはハリー・ケインの代わりがいないとはいえ、もしソンやリシャルリソンを使ってラインを統率し、ティモ・ヴェルナーが永久に残るのであれば、ネトのポジションにスペースができるかもしれない。だから、トッテナムが興味を再燃させる可能性は高いと思う。しかし、今ウルブズが欲しがっている数字と比較すると、ネトに対するトッテナムの評価には1000万ポンドから1500万ポンドの乖離があるとも思う」 攻撃的なポジションであればこなせるネトだが、同氏はトッテナムであれば得意とするウイングとして入り込めるスペースがあると語る。トッテナムの右にはデヤン・クルゼフスキもいるが、同選手はトップ下でのプレイも魅力的であり、ネトが加入すれば、トッテナムの前線には多くのオプションが生まれるだろう。 今夏の去就が注目されているネトだが、ウルブズとの契約はまだ3年残っており、クラブは同選手の獲得にクラブレコードとなる8000万ポンド(約153億円)を要求する可能性があると、同メディアは伝えている。 今夏の移籍が注目されているネト。争奪戦になることは間違いないが、同選手は夏にウルブズを離れてしまうのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部