IBC岩手放送

台風13号は14日夜にかけて、暴風域を伴って奄美地方に最も接近する見込みです。奄美地方は暴風に厳重に警戒し、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、うねりを伴った高波に警戒してください。沖縄地方は暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。 【写真を見る】【台風情報　（バビンカ）】14日夜にかけて暴風域を伴って奄美地方に最も接近　台風第13号に関する情報　進路予想　暴風に厳重に警戒 気象庁によると台風13号は14日3時には南大東島の東南東にあって、1時間におよそ30キロの速さで西北西へ進んでいます。中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。 台風は発達しながら日本の南を北西へ進み、14日夜にかけて暴風域を伴って奄美地方に最も接近する見込みです。 南西諸島では15日にかけて非常に強い風が吹き、奄美地方は14日は猛烈な風が吹く所がある見込みです。 14日に予想される最大風速（最大瞬間風速） 　　奄美地方　　　　　　30メートル　（45メートル） 　　沖縄地方　　　　　　25メートル　（35メートル） 15日に予想される最大風速（最大瞬間風速） 　　奄美地方　　　　　　23メートル　（35メートル） 　　沖縄地方　　　　　　20メートル　（35メートル） 南西諸島では15日にかけて、うねりを伴い大しけとなる所がある見込みです。 14日に予想される波の高さ 　　九州南部　　　　　　7メートル　うねりを伴う 　　奄美地方　　　　　　8メートル　うねりを伴う 　　沖縄地方　　　　　　6メートル　うねりを伴う 15日に予想される波の高さ 　　九州南部　　　　　　5メートル　うねりを伴う 　　奄美地方　　　　　　6メートル　うねりを伴う 　　沖縄地方　　　　　　5メートル　うねりを伴う 南西諸島では15日にかけて大気の状態が非常に不安定となるため、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。 14日6時から15日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、 　　九州南部　　　　　　150ミリ 　　奄美地方　　　　　　150ミリ 　　沖縄地方　　　　　　100ミリ その後、15日6時から16日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、 　　九州南部　　　　　　　80ミリ 奄美地方は飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転したりするおそれもある猛烈な風が吹く所がある見込みです。不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒してください。また、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、うねりを伴った高波に警戒してください。沖縄地方は暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。 南西諸島では落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。