16日のドラゴンズ、試合終盤に鮮やかな逆転勝利で、首位をキープです。 　ドラゴンズの先発は、2勝目を狙う小笠原。 　立ち上がりから多彩な変化球を操りヤクルト打線を翻弄。 　　　　　　　　 　テンポよくアウトを重ね5回までヒットわずか1本に抑えるピッチングを披露します。 　0対0の6回。ノーアウト2塁・1塁のピンチを招きます。 　1番・西川を打ち取り1アウトとすると、この試合2番起用の村上と相対します。 　気迫のストレートで空振り三振。ヤクルトの主砲に仕事をさせません。 　最後は、セカンドライナ―に仕留め吠えた小笠原。ゼロで切り抜けます。 　続く7回。再び背負ったピンチ。 　甘く入ったカーブをレフトへ運ばれ、先制点を与えてしまいます。 　さらに、スクイズで追加点を奪われ、この回2失点。小笠原は7回途中でマウンドを後にします。

ゲーム終盤に見事な逆転劇

勝ち越しタイムリーを打った細川選手

　それでも、打線は8回。先頭の代打・大島が一塁線を破るツーベースを放ちチャンスを作ります。 　その後1アウト3塁とし、2番・田中。 　プロ初の猛打賞となるヒットはセンターへのタイムリー。 　1点を返すと途中出場の上林は、移籍後初の長打となるツーベースで続きチャンス拡大。 　バッターは、5番・細川。 　ワイルドピッチの間に3塁ランナーが返り2対2。 　同点に追いつき、ファンの盛り上がりも最高潮に。 　なおもランナー3塁。値千金の勝ち越しタイムリーに細川もガッツポーズ。 　今年は一味違うドラゴンズ。 　ゲーム終盤に見事な逆転劇をみせ首位をガッチリキープです。 「何としてでも1点取りたい思いがあったので、最高の結果になってよかったです」（田中幹也 選手） 「打席に入る時に自分が決めてやろうと思っていたので、打ててよかったですね。やっぱり勝たないと首位にいられないので毎日勝てるように頑張っていきたい」（細川成也 選手） (4月17日放送メ～テレ『ドデスカ！』より)