阪神・伊藤将司が七回に捕まり一気に逆転許す 森下翔太は〝魔のハマスタ〟に陥りチームの2失点以下も8試合連続でストップ
(セ・リーグ、DeNA―阪神、5回戦、24日、横浜)五回まで無安打無失点投球を続けていた阪神・伊藤将司投手(27)が1-0とリードしていた七回に捕まった。 【写真】DeNA・牧秀悟と阪神・中野拓夢、佐藤輝明、森下翔太が談笑…試合前に仲良しカルテットが集結 先頭の佐野に右前打を浴びてこの日初めてのヒットを許すと、宮崎にも中前打を浴びる。その後2死二、三塁となって山本との勝負を選択したが、中前にはじき返され、2者が生還して逆転を許した。 なおも2死一塁からD4位・石上(東洋大)が放った打球は一、二塁間を破って森下の守る右翼へ。雨でぬれた人工芝を考慮してグラブを伸ばしたが、打球はその下をくぐって後方を勢いよく転がった。一気に一走が生還しリードを広げられた。 森下は昨年4月に横浜スタジアムで1度目の2軍降格決定を経験。同9月29日にはこの球場で無死満塁で三振を喫し、人目をはばからずベンチで涙を流したこともあった。〝魔のハマスタ〟で23日の同戦では同点を呼び込むマルチ安打、この日も七回に自身最長の8戦連続安打となる右前打を放っていたが、まさかのミスで失点となった。