朝ドラ『ブギウギ』第15週「ワテらはもう自由や」を振り返る スズ子とりつ子の圧巻の歌声
毎週月曜日から金曜日に放送されているNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(土曜日は1週間の振り返り)。第67話から第71話までの第15週「ワテらはもう自由や」を振り返る。 【写真】『ブギウギ』に出演が決まった田中麗奈&田村裕(麒麟) 第67話では、終戦の日を迎え、スズ子(趣里)たちは巡業先の富山県で玉音放送を聞く。りつ子(菊地凛子)は慰問先の鹿児島県で、善一(草彅剛)は上海でそれぞれ敗戦を知る。上海では国土の返還を求めるデモ隊の声が鳴り響く。銃を持った男に連れ去られた善一は……。 第68話では、戦争が終わって3カ月、世の中の混乱は続き、スズ子たちは未だ公演ができずにいた。愛助(水上恒司)は病状が落ち着き、大学に復学することをスズ子に伝える。闇市で宝くじを見つけたスズ子と小夜(富田望生)は運試しに購入することに。そしてスズ子のもとにマネージャーの山下達夫(近藤芳正)がやってきて、公演の依頼が舞い込んできたことが伝えられた。 第69話では、スズ子とりつ子が久しぶりの公演に臨む。りつ子は慰問先の出来事が忘れられず、心に傷を負っていた。前向きなスズ子の考えを聞き、やりきれない気持ちを歌う糧に変える決意をして、りつ子は舞台で「別れのブルース」を歌い上げた。 第70話では、りつ子の歌に続いて、ついにスズ子の出番がやって来る。スズ子はこれまでたまり続けたうっぷんを全て晴らすかのように、「ラッパと娘」を渾身のパフォーマンスで披露する。上海から命からがら日本に戻ってきた善一は、麻里(市川実和子)と子どもたちと再会を果たした。 第71話では、スズ子たちには依頼が殺到し、毎日休みなくステージで歌う日々が続いていた。しかし、楽団員からは、予定が合わないという話や、遅刻や早退する者も出てきていた。さらに、小夜までも体調が悪いと早退する日が続く。楽団の本当の状況を知ったスズ子は「福来スズ子とその楽団」の解散を決意する。
リアルサウンド編集部