【イベントレポート】清川雄司がNSC凱旋授業「M-1に出たくて芸人になった」ライバルは同期のやました
6月に行われた、芸歴5年目以下の若手芸人による賞レース「UNDER5 AWARD 2024」で優勝したNSC大阪43期出身の清川雄司が同校に“凱旋“。昨日7月2日、よしもとアカデミーの生徒を対象とする特別授業を展開した。 【写真】「こんな芸ができたら面白い」という思いから習得した、ハーモニカホルダーでの縄跳び。 「UNDER5」には「ネタ的に1回出たら無理かなと思っていたので、ラストチャンスの気持ち」で出場したという清川。優勝してからはライブなどが増えてありがたいと話し、優勝後に楽しかったのが「新世界で外国の方に声をかけて芸をしまくる仕事」だったと明かした。 カベポスターが司会を務める中、NSC在学中の思い出を回想。印象に残っている授業は、笑い飯・哲夫の授業だったといい、「UNDER5でもやったネタの元になったものを見せたら、椅子が一回転するくらい笑ってくれた。それがめちゃくちゃうれしくて、がんばれました」と振り返る。一方、カベポスターは在学中、今回の特別授業の会場でネタ見せをしていたといい、「いろんなスベり方した」と苦い記憶を呼び起こしていた。 生徒から芸人になろうと思ったきっかけを聞かれ、清川が「高校生のときM-1グランプリを見て出たいと思った」と答えると、「じゃあなんでこんなことになったんや!」とカベポスター浜田がツッコミ。漫才師を目指していたが、今はもう「漫才はいい」という心境だ。コンビを解散したときに「何か芸を」と思い、それまでやったことのなかったホッピングやハーモニカ、腹話術や紙切りといった芸を習得したという。 ライバルとして同期のピン芸人、やましたの名を挙げ、「ちょっと悔しいんで、ネタはあまり見ないようにしている」と告白。「2人でしゃべることもあるけど、心は許してない」と強気な面を見せて笑わせた。 最後に「本当に4年前までNSC生で、ここに立てると思ってなかった、本当にありがたい」と話し、「高校生の人は気合いれて坊主にしてください」とメッセージ。囲み取材ではもりやすバンバンビガロが目標だと述べ、来年行われる大阪・関西万博を見据えて「(外国人向けのネタは)あります! めちゃくちゃ出たい!」とアピールした。 よしもとアカデミーは2025年度の入学生を募集中。