peco 卵を布団で温めたことも…大の苦手だった「料理」 今では“毎日お弁当作り” 急成長のきっかけは息子 【連載『My Love』】
卵を布団で温めたことも…大の苦手だった料理
恥ずかしながら、結婚するまでほんっとうにお料理ができませんでした。 「お料理はしないかな~苦手なの~」なんて、そんなレベルじゃありません。 電子レンジで温めるだけで火災報知器を鳴らしてしまったり、ゆで卵を作ろうと思ったら気づけばお湯がなくなっていたり。 ''常温のたまご'' がレシピに出てきたなら、冷蔵庫から出したたまごをお布団で温めたり。 なぜだかたまーにやってみたくなって作ったお料理を食べてもらったときには、ほぼ100%でお腹を壊したり。 …こう書くと、どういうこと!?そんなことある!?と、自分でも思っちゃいますが…本当です。笑
初めの第一歩は「かわいい写真を撮りたい」
苦手の料理が急成長そんなわたしのお料理デビューは、お菓子作りでした。 その理由は「かわいいから」! 肉じゃがとか作ってもかわいくないしなぁと、当時のわたしはInstagramにかわいい写真をのせたい一心で、まずはホットケーキミックスを使ってのホットケーキ作りから始めました。 たまごをわり、混ぜ、コンロに火をつけフライパンで焼く。当時のわたしにはそれはそれはもう立派なお料理でした! もちろんはじめてのホットケーキは真っ黒こげ。でも、かわいいホットケーキを作りたいと何度も作るうちに、コツを掴んできたり。 ホットケーキが作れたなら、次はカップケーキを作りたい!その次はクッキー! …と、「かわいい写真を撮りたい」という気持ちが、キッチンへ立つという壁を壊す第一歩でした。
息子とともに急成長 立ちはだかった“3つのハードル”
そして息子が生まれてきてくれて、離乳食の時期になったとき、本格的にわたしのお料理作りが始まりました。 包丁を持つ、野菜を切る、茹でる。 息子が少し大きくなると、少しずつ簡単な味付けも。 そんな風に息子の成長とともに、わたしのお料理スキルもいっしょに進んでいきました。 本当に基本的なレベルですが、お料理ができるようになったわたしは、なぜか苦手意識を持ってしまう調味料がありました。 それは、お砂糖、みりん、酒。 レシピにこの中のどれかが出てきたら、もうそのメニューは諦める。 今思えばなんでだったんだろうとも思いますが、当時のわたしは、その3つがとてもハードル高く感じていました。笑 だけどあるとき、とってもおいしそうでどうしても作りたいレシピを見つけ、そこに例の、苦手意識調味料トリオが登場。これはもうやってみるかしないと、トリオのデビューとなりました。 当たり前ですが、お砂糖、みりん、酒を使えるようになってから、お料理の幅がめちゃくちゃ広がりました! 何をあんなに怖がってたんや?と思うほど、今ではめちゃくちゃ使っています。
野菜は3種類がルール でも苦手なのは…
息子が6歳になった今、基本的には毎日お料理をして、最初にもお話しましたが、平日は毎朝お弁当を作っています。 得意料理は?と聞かれても何も答えられないし、本当に基本的なものしか作れませんが、数年前の自分を思い返すと、人間の適応能力ってすごいんやなぁ…と、しみじみ思います。笑 最低でも3種類はお野菜を使うというルールを決めて作っているなんて、たまごをお布団で温めていたわたしが聞いたら、天才すぎちゃう?と言うだろうな。笑 そんな感じでお料理は成長できましたが、食器洗い嫌いはもうずーっと健在。 今日も寝る前に、シンクいっぱいの食器たちと戦いたいと思います。笑
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