【海外】BMWがM1000XRを発表! 新型S1000XRをベースにした3番目のMモデル【ミラノショー2023】
BMWがスポーツモデルに付けられる特別な称号「M」を冠した3つめのバイクを発表した。M1000RR、M1000Rに次ぐM1000XRは、S1000RRベースの並列4気筒エンジンを搭載したクロスオーバーツアラーだ。 【ギャラリー】M1000XRのスタイルや走行イメージ写真 (23枚)
長距離ツーリングやワインディング、サーキットも視野
2015年にデビューしたS1000XRは、並列4気筒エンジンのS1000シリーズに加えられたツアラーモデル。アップライトなライディングポジションや大型ウインドスクリーンでGSシリーズとは異なるスポーツ性を兼ね備えたツアラーモデルとして定着している。 S1000XRは、2019年に全面刷新され、2024年型で165→170PSにパワーアップするモデルチェンジを実施しているが、M1000XRはこれを上回る201PSというスーパースポーツ並みのパワーを発揮。さらに4~6速がショート化され加速力がより高められている。 空力面では、高速走行やサーキットでの走行安定性向上を目的とし、フロントサイドパネル部分にウイングレットを採用。約100km/hからの走行安定性を実現している。足回りには軽量なアルミ鍛造ホイールを装備しており、オプションでMカーボンホイールも選択可能だ。 ブレーキは5mm厚の径320mmディスクにMキャリパーで強力な制動力を確保するだけでなく、電子制御のブレーキスライドアシストで一定のスライドでコーナーに向けてブレーキドリフトできるという。過剰と言えるほどの装備で完成したMの名に相応しい究極のツアラーだ。
新型M1000XR欧州仕様主要諸元
・全長×全幅×全高:2170【2156】×850×-mm ・ホイールベース:1548【1552】mm ・シート高:850mm ・車重:223【227】kg ・エンジン:空冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 999cc ・最高出力:148kW(201【170】PS)/12750【11000】rpm ・最大トルク:113Nm(11.5【11.6】kg-m)/11000【9250】rpm ・燃料タンク容量:20L ・変速機:6段リターン ・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク ・タイヤ:F=120/70ZR17、R=200/55ZR17【190/55ZR17】 ※【 】は2024年型S1000XR欧州仕様
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