結局は「ユベントスの一強」が続くのか?【ワールドサッカーダイジェストのザ・ジャーナリスティック』
インテルは「イカルディ問題」が未解決
開幕戦はキエッリーニ(左)のゴールでパルマに1-0の勝利。ユベントスがセリエA9連覇に向けて好スタートをきった。(C) Getty Images
監督交代に踏み切ったインテル、ミラン、ローマが戦力的に物足りず、戦術的には言うことなしのナポリにもまだメンタル的な疑問が拭えない。新シーズンのセリエAも結局、例年通り「ユベントスの一強」が続くのか?(文:マウリツィオ・クロゼッティ/訳:片野道郎 2019年8月19日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック イタリア』を転載) ―――◆―――◆――― 8月24日の新シーズン開幕を前に、セリエAの各クラブは戦力強化に余念がない。しかし、プレシーズンを支配しているのは「混乱」の一文字だ。 ビッグクラブ勢はこぞって、カンピオナートを8連覇中の絶対王者ユベントスの足下に迫ろうと補強に奔走している。しかし今のところ、その牙城に迫ったクラブは皆無。アントニオ・コンテ(インテル・ミラノ)、マルコ・ジャンパオロ(ACミラン)、パウロ・フォンセカ(ASローマ)
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