希望しかない! 欧州でプレーする10代の日本人選手(9)ドイツで急進化!? 世代別代表経験なし、期待の新星SB
現在はサッカー日本代表の大半を欧州組が占めており、欧州クラブでプレーする選手たちの経歴は十人十色だ。Jリーグで実績を残して海を渡る選手もいれば、高校から直接移籍する選手や、海外で生まれ育った選手もいる。今回は、海外でプレーする10代の選手をピックアップし、これまでの経歴や現状を紹介する。
DF:西眞之介 生年月日:2004年7月26日(19歳) 所属クラブ:デュッセルドルフⅡ(ドイツ) 昨夏に田中碧、アペルカンプ真大、内野貴史が所属しているデュッセルドルフへ新たな日本人選手が加入した。近年、多くの若手有望株を輩出しているJFAアカデミー福島で成長を遂げた西眞之介である。 現在19歳の右SBは年代別代表歴こそないが、加入半年前に練習参加をした際に高い評価を受けてデュッセルドルフのセカンドチームとの契約に至ったそうだ。背番号は全シーズンまで内野が着用していた2を与えられ、22歳の先輩のようにトップチーム昇格を目指している。 開幕からセカンドチームのレギュラーに定着すると、11月にはトップチームのトレーニングにも参加。年明け以降は怪我の影響か試合には絡めていないが、すでに4部相当に該当するレギオナルリーガ西地区で10試合に出場と順調な欧州1年目を過ごしている。現在2部で熾烈なプレーオフ圏内争いを繰り広げているトップチーム昇格も近いかもしれない。
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