<明日のナージャ>20周年記念の大人向け玩具 ナージャの思い出がよみがえる 開発の裏側
テレビアニメ「明日のナージャ」の放送20周年を記念したなりきり玩具「Special Memorize明日のナージャ ナージャのブローチ」(バンダイ)が発売されることが話題になっている。主人公・ナージャが身に着けているブローチを玩具化した。バンダイの担当者に、開発の裏側を聞いた。 【写真特集】懐かしい! 令和によみがえるナージャ 豪華仕様の玩具 名曲流れるギミックも
◇「おジャ魔女どれみ」玩具のヒットの次は
「明日のナージャ」は、は、20世紀初頭のヨーロッパを舞台に、孤児院で育った主人公・ナージャが、「お母さんは生きているかも知れない」と告げられ、旅芸人一座・ダンデライオンの一員として世界各国を巡りながら、日記帳に記された母を知る人々を訪ねていく……というストーリー。ABCテレビ・テレビ朝日系で2003~04年の日曜朝(ニチアサ)に放送された。
ニチアサのキッズアニメとしては、1999~2003年の「おジャ魔女どれみ」シリーズに続く番組として放送され、後番組として2004年に「プリキュア」シリーズがスタート。「明日のナージャ」は、根強い人気を誇り、“伝説のアニメ”として語り継がれている。
バンダイの担当者は「おジャ魔女どれみ」の大人向けなりきり玩具も企画し、ヒットした実績がある。
「「おジャ魔女どれみ」で大人向けなりきり玩具を発売し20代~30代のお客様に受け入れられたので、こどもだけではなく私に近い世代にもなりきり玩具が受け入れられるということがわかりました。なので、私も当時大好きで「おジャ魔女どれみ」に近い世代の「明日のナージャ」も商品化しようと思いました。」
放送当時、ブローチ以外にもさまざまなアイテムが玩具化されていた。なぜ、ブローチを選んだのだろうか?
「万華鏡や傘、ドレスなどがありましたが、やはり一番印象的なアイテムはブローチだと思い選定いたしました。作品のコンセプトでもある“お母さんを探す”きっかけのアイテムにもなり、劇中で肌身離さず持ち、このブローチによってナージャはいろいろな事件にも巻き込まれ、結果としてお母さんにも会えるのですが、そんな印象的なアイテムなので、ブローチしかないと思いました」