J1柏・井原監督がJ2群馬を警戒 引退発表の浦和、日本代表の後輩・長谷部を慰労
サッカーJ1柏の井原正巳監督(56)が22日、オンラインで取材に応じ、24日のルヴァン杯1次ラウンド2回戦J2群馬戦(正田醤油スタジアム)に向けて意気込みを語った。 【写真】引退会見に臨んだ長谷部誠。後ろにはドイツ語で「ありがとう、マコト!」と記された 群馬は22日現在、J2で最下位と不振が続いている。しかし、指揮官は「リーグ戦では結果がともなっていないが、もともと力のあるチーム。上のカテゴリーとやる、出てくる選手が結果を残そうとかなりのモチベーションでくると思う。そこに足をすくわれないように」と警戒した。 現役時代は、日の丸を背負い国際Aマッチ122試合出場5得点を記録し、主将として日本代表を引っ張った。17日、同じく日本代表で主将を務めた長谷部誠(40)=フランクフルト=が今季限りでの引退を表明。井原監督は「素晴らしいキャプテンシーを代表チームで見せてくれていた。自分が2002年に浦和に在籍していたときに、ハセが初めて(同年にプロ入りし)一緒に選手としてやっていくときに『そこまでなる選手』とは思ってもいなかった。『代表チームといえば長谷部』というくらい、今後出てくる選手はいないと思っている。ご苦労様としか言葉はない」と後輩を慰労した。