県内の被害額が8億円近くにのぼっている詐欺の被害を未然に防いだ”お手柄“郵便局員2人に警察から感謝状が贈られました。 白石警察署長から感謝状が贈られたのは、白石町の住ノ江便局に勤務する山田将貴さんと、有明郵便局に勤務する野中美香さんです。 山田さんは9月に70代女性が長時間ATMを操作し、「2700万円が当選してお金を送らないといけない」と話していたため詐欺を疑い警察に通報。 野中さんは30代女性が投資名目で約180万円を外国人に送ろうと窓口に訪れたため、被害を疑い警察に通報しました。 【住ノ江郵便局 山田将貴さん】 「今後もお客さんのことを気にかけて被害防止ができればいいかなと思います」 【有明郵便局 野中美香さん】 「うれしくはあるんですが、詐欺防止もできたと思うんですけどもこういった事件や事案がないような佐賀県になってくれたらと思います」 県内では9月末までの詐欺の被害が約7億8千万円となっていて、警察が注意を呼びかけています。