埼玉・大野知事、新型コロナ対策で県民に「4つのお願い」
外出自粛は「効果ある」
埼玉県では、16日までの時点で、感染者数の推移は4月1日がピークになっている。大野知事は、潜伏期間などを考慮した上で「外出自粛の効果が一定程度現れてきた」と評価した。一方で、国が打ち出す「人と人の接触を8割減らす」を実現するには「まだまだ足りない」と述べ、一層の協力を求めた。
中小企業に給付型支援も
東京都などの自治体では、休業要請に応じた業者に対する「協力金」を設けている。埼玉県ではこういった形の給付金はこれまで検討していなかったが、大野知事は「(経営に)影響のある中小企業を中心とした経済対策を近いうちに示したい」と明らかにした。 さらに「使いやすい融資制度を中心に対応してきたが、もう一歩踏み込んだ措置を考えたい」とも述べ、具体的には「資金を入れ込んでいくことで考えている」とした。