写真：スロット監督が遠藤航を称えた

リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、カラバオカップ準々決勝のサウサンプトン戦を振り返り、日本代表MF遠藤航を称えた。クラブ公式サイトがコメントを伝えている。 【動画】遠藤航が起点となり2点目！ガクポとのワンツーからエリオットがゴール 林陵平さんも唸った遠藤の“置く”パス リヴァプールは現地時間12月18日、カラバオカップ準々決勝でサウサンプトンと対戦した。スロット監督は、この試合で遠藤をセンターバックとして起用した。試合は24分、ダルウィン・ヌニェスのゴールで先制。33分には遠藤が起点となり、コーディ・ガクポが抜け出したハーヴィー・エリオットにパス。そのエリオットがボックス内からゴールを決めて追加点を記録する。 その後、リヴァプールはキャメロン・アーチャーの得点でサウサンプトンに1点を返される。それでもリヴァプールは試合の主導権を握り続け、2－1というスコアでサウサンプトンに勝利した。 試合後、スロット監督はサウサンプトンとの試合を振り返り、遠藤とエリオットをこう称えた。 「ハーヴィー（・エリオット）は週末のフラムとの試合で大きなインパクトを残していたので、今日は90分間プレーしたうえでゴールを決めてくれて満足している。右サイドで起用したが、ボールタッチの機会があまりなく、少し持て余しているように感じたので、途中からは中盤でプレーさせた」 「もし誰かに大きな賛辞を贈るならば、遠藤航だろう。異なるポジションで、このような状況でも、あれだけいいプレーをしたということが、彼がいかに優れた選手であるかを示している。しかし、それ以上に、彼がどのようなメンタリティと人格を備えているかということを示すものだろう」 なお、遠藤はリヴァプールのサポーターによって選ばれるプレイヤー・オブ・ザ・マッチ（POTM）に輝いた。