昨季CL決勝の“リベンジ”へ!…ドルトムント指揮官がレアル撃破へ闘志「自信と少しの運が必要」
ドルトムントを率いるヌリ・シャヒン監督がレアル・マドリードとの“再戦”に向けた意気込みを語った。21日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。 今夏に就任したシャヒン監督の下、ここまで公式戦10試合を戦い7勝1分2敗とまずまずのシーズン序盤戦を過ごしているドルトムント。チャンピオンズリーグ(CL)ではクラブ・ブルッヘを3-0、セルティックを7-1で下して連勝スタートを飾った。現地時間22日に控える第3節では敵地『サンティアゴ・ベルナベウ』に乗り込みレアル・マドリードと対戦する。 ドルトムントとレアル・マドリードは昨シーズンのCL決勝でも激突した。1996-97シーズン以来の優勝を目指したドルトムントだったが、数ある決定機を生かせずにいると74分にCKから失点。83分にも追加点を許し、“欧州最強”の座を逃した。現役時代に両チームへの所属経験があり、昨シーズン決勝はドルトムントのアシスタントコーチとしてベンチに座っていたシャヒン監督は、過去を回想しつつ次のように“リベンジ”への意気込みを語った。 「我々が優勝する番だと思っていたので、試合後はただただ打ちのめされた。優勝に近づいたのは2度目だったので残念だったよ。1度目は選手として、2度目はコーチとして。CL優勝はサッカー選手の最大の夢だが、私は2度ともそれを逃した。いつかまたチャンスが来ることを願っている。決勝戦で負けた後に感じたことを瓶に詰め、脇に置いてモチベーションとして活用しなければならない。それは我々にとって、選手たちにとって非常に重要なことだ」 「チームとしてプレーしなければ勝利を収めることはできないだろう。勇気を出して前の2試合で得られた成果を生かしたいと思っている。レアル・マドリードを相手に成功を収めるためには、ゴールのそばでじっと守っているだけでなく、我々のサッカーをしなければならない。チャンピオン相手には自信と少しの運が要になる」 昨シーズン決勝の“再戦”となる注目の一戦は、日本時間23日の午前4時にキックオフを迎える。
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