全国で初めてとなる東京都のカスハラ防止条例が成立したことを受け、八王子市は相談体制の整備など対策を強化していくことを発表しました。 客が従業員らに理不尽な要求をすることを防ぐ「カスハラ防止条例」が、10月4日に全国で初めて東京都で成立しました。 八王子市は条例の成立を受けて、カスハラ防止の取り組みを強化するとして、10月中にも検討会を設置して相談体制の整備などを進めていくとしています。 市の担当者は「市役所の職員は市民と関わる機会も多く、すでに暴言を受けるなどの被害も発生している」と話していて、八王子市は職員からの意見の聞き取りなどを進め、2025年4月からガイドラインの運用開始を目指しています。