2022年&23年覇者アルカラスは復帰に向けて慎重な姿勢「100%プレーするとは言いたくない」 [マドリッド・オープン/テニス]
2022年&23年覇者アルカラスは復帰に向けて慎重な姿勢「100%プレーするとは言いたくない」 [マドリッド・オープン/テニス]
ATPツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(ATP1000/スペイン・マドリッド/4月24日~5月5日/賞金総額924万9713ユーロ/クレーコート)を前に大会2連覇中のカルロス・アルカラス(スペイン)が記者会見に臨み、ケガからの復帰に向けて慎重な姿勢を示した。 ~2023年ムトゥア・マドリッド・オープンでタイトル防衛に成功したアルカラス選手~ 「今日は少し強度を上げて練習したけど、かなりうまくいった。100%プレーするとは言いたくない。今の感覚では3~4試合プレーできればうれしいというところだ」とアルカラスは語った。 今シーズンのアルカラスはここまで5大会でプレーし、3月のインディアンウェルズでタイトルを獲得するなど15勝4敗の戦績を残している。彼は続くマイアミの準々決勝でグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に敗れたあと、モンテカルロとバルセロナを右腕のケガを理由に欠場していた。 「僕にとってこの大会で100%のパフォーマンスを発揮することは非常に重要だ。ここでプレーするのは凄く特別なことなんだ。多くの家族や友人たちが僕の試合を観にくることができるからね」 シード勢は初戦がBYEで免除されており、第2シードのアルカラスは2回戦でアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)とアルトゥール・リンデルネック(フランス)の勝者と対戦する予定になっている。
テニスマガジン編集部