いよいよ明日決戦! 「去年と違うところは…」アビスパ福岡vsサガン鳥栖の九州ダービー 元鳥栖戦士のコメントから読み解く勝負のポイント
◆福岡の攻撃VS朴一圭
鳥栖のGK朴一圭はリーグトップのセーブ(相手の枠内シュートを防いだプレー数)総数57本を誇る。松岡は「パギ君(朴一圭)は一緒にやってて、チームを統率する力もありますし、シンプルにゴールを守れる。彼がいるからこう、コンパクトにいいサッカーができる。背後のケアとかアラートでいいので、点を取るために、チームとしても個人としても考えてプレーしていきたい」と気を引き締めた。 ペナルティエリア内を飛び出し、高い位置を取るGKで、ホームG大阪戦で見せた福岡のシャハブ・ザヘディが見せた自陣からの超ロングシュートが再び飛び出すかにも注目が集める。
◆福岡の守備VSマルセロヒアン
田代、岩崎、松岡が名前を挙げたのが3人にとって〝未知〟のマルセロヒアンだ。今季、横浜FCから移籍してきた22歳のブラジル人ストライカーはチームトップの7ゴールをマークしている。 岩崎は「去年と違うところはヒアン選手。背後にパッと(ボールを)飛び出してくる。回す攻撃とともに気をつけないといけないのがヒアンの怖さ」と警戒。田代は「個人の勝負も大事ですけど、組織で守るっていうときにケアをするというのも大事」と真骨頂の組織的な守備で抑えることを誓った。
西日本新聞社