福島県双葉町で描く町工場の未来 11月18日 福島政経懇話会 民報ビル 浅野撚糸社長が講演
福島政経懇話会(会長・内堀雅雄知事)の第292回例会は11月18日午後3時から、福島市太田町の民報ビルで開く。岐阜県から福島県双葉町に進出した浅野撚糸の浅野雅己社長が「双葉で描く、町工場の未来」と題して講演する。 浅野氏は岐阜県安八町出身、福島大教育学部卒。教職を経て浅野撚糸に入社し、1995(平成7)年に社長に就任した。経済産業省の「繊維の将来を考える会」に参画し、国内の繊維産業の方向性を議論する中、同省から双葉町への進出を打診され、2023(令和5)年に町内に事業所を設けた。 ■浅野社長からのメッセージ 1967(昭和42)年創業の浅野撚糸は、創業赤字から始まり、日米繊維規制、ドルショック、超円高と危機に見舞われた。1995年、起死回生の「複合撚糸システム」を導入し、売り上げを大きく伸ばしたが、2000年代に繊維産業は一気に中国にシフト。最大の危機を乗り越えたにもかかわらず、双葉で何を目指すのか。
■11月1日まで聴講者募集 福島政経懇話会の第292回例会は、会員以外の聴講も受け付ける。参加費は千円。締め切りは11月1日。希望者は氏名、郵便番号、住所、電話番号の他、「政経懇話会 聴講希望」と明記し、福島政経懇話会(福島民報社論説委員会)のファクス024(533)4128に申し込む。問い合わせは事務局。 福島政経懇話会は随時、会員を募集している。全国政懇協議会編集・発行の「政経週報」を毎週届ける。問い合わせは事務局まで。