錦織圭 約2年10ヵ月ぶりのクレー参戦、4月1日開幕ヒューストンにエントリー<男子テニス>
フェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権
4月1日に開幕する男子テニスのフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)は6日に公式サイトで出場予定選手を公開。元世界ランク4位で現在世界ランク352位の錦織圭がエントリーしていることが判明した。 【ダニエル 太郎、望月 慎太郎、ジョコビッチ、マレーらBNPパリバOP組合せ】 34歳の錦織は昨年7月に行われたアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)で8強入りしたものの、同大会で左ひざを負傷。その後、欠場が続き2023年シーズンでの復帰はかなわなかった。 それでも、先月21日にはSNSでベースライン上を左右に移動しながらフォアハンドのストロークを打つ練習中のビデオを公開。その後24日に新コーチに元世界ランク7位のT・ヨハンソン(スウェーデン)が就任したと発表していた。 さらに、2月29日には3月20日に開幕するマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)への参戦も発表。約8ヵ月ぶりのツアー復帰が決まっていた。 フェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権は復帰2大会目という位置づけになる。また、クレーコートのツアー出場は2021年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来 約2年10ヵ月ぶりとなる。 錦織は2011年の同大会で準優勝を果たしており、今年出場すればそれ以来13年ぶりの参戦だ。 今回錦織はプロテクトランキング(負傷などにより長期離脱した選手が使用できる救済制度)を利用して世界ランク48位としてエントリーしている。 錦織の他にはB・シェルトン(アメリカ)やT・ポール(アメリカ)、F・ティアフォー(アメリカ)らアメリカ勢や、T・M・エチェベリー(アルゼンチン)、F・セルンドロ(アルゼンチン)らクレーコートを主戦場とするアルゼンチン勢が出場。日本勢ではダニエル太郎がストレートインとなっている。