【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース
活動減速を示唆
1-3月(第1四半期)の米国の単位労働コスト(確報値)は4%上昇と、速報値の4.7%上昇から下方修正された。市場予想は4.9%上昇だった。生産と労働時間の下方修正を反映したもので、活動減速を示す他の兆候と一致している。前年同期比では0.9%上昇と、3年ぶりの低い伸びとなった。非農業部門の労働生産性指数(確報値)は同四半期に前期比年率0.2%上昇で、速報値の0.3%上昇から同じく修正された。
国外から旺盛な需要
サウジアラビア政府が保有する国営石油会社サウジアラムコの株式120億ドル(約1兆8760億円)相当の売り出しでは、国外の投資家から旺盛な需要があった。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。高い需要は、気候変動やエネルギー転換への懸念が強まっているにもかかわらず、保有銘柄としてのサウジアラムコの魅力が一部投資家の間で高まっていることを示している。手厚い配当のほか、再生可能エネルギーや石油化学、ガスへの大規模な投資計画、さらに株式を割安で購入する機会が投資家を引き付けている。
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Akira Matsui