米軍横田基地のPFAS問題 東京都「米軍が現地で直接説明を」
アメリカ軍横田基地で、健康被害が指摘されるPFASの成分を含む水が基地の外に漏れ出た恐れがある問題で、東京都は11月21日、「アメリカ軍が現地で直接説明をするよう」国に要請を出しました。 アメリカ軍は8月の豪雨で健康被害が指摘される有機フッ素化合物・PFASが横田基地の施設外に漏れ出た可能性があると発表していました。 東京都によりますと11月19日、国から「アメリカ側から水質検査の結果、PFASの値が暫定目標値を下回っていて、PFASを含む泡消火剤は全て廃棄したと説明があった」と報告があったということです。 ただ、東京都と基地周辺の自治体は「長期的な対策の具体的な内容が示されていない」として、アメリカ軍が現地で直接説明をするよう国に求めています。