両親と「出身地対決」 センバツ応援キャラ久慈愛さん、決勝にエール
山梨学院―報徳学園(兵庫)のカードに決まった第95回記念選抜高校野球大会の決勝に向け、センバツ応援イメージキャラクターの久慈愛さん(17)が31日、両校ナインに「とにかく楽しんでほしい。悔いがないよう、試合後には自分に拍手ができるよう、最高のプレーを」とエールを送った。 【息詰まる投手戦…広陵vs山梨学院を写真で】 久慈さんは準決勝のこの日、スタンドで声援を送り、緊迫した展開や逆転劇に興奮気味。特にアルプス席の応援団について「すごく盛り上がって、見ていて楽しかった。選手のモチベーションも上がると思う。私も一緒に応援できてうれしかった」と笑顔で振り返った。 久慈さんは兵庫県出身だが、プロ野球・阪神などで活躍した父照嘉(てるよし)さんと母が山梨県出身とあって、決勝の組み合わせには「すごく複雑な気持ちだけど、両校とも応援します。接戦になるはず」と期待していた。【中田博維】