ついにGPドラマ単独主演「めるる」 ギャル時代から培っていた「演技派女優」たちとの華麗なる人脈
4月9日からTBS系火曜ドラマ枠で放送される「くるり~誰が私と恋をした?~」で、主演を務めるタレントで女優の生見愛瑠(ぬくみ める=22)。本作は事故で記憶喪失になってしまった主人公が、手元に残された男性用の指輪を手掛かりに“恋の相手”と“本当の自分”を探していくラブコメミステリーで、生見はゴールデン・プライム帯連続ドラマ単独初主演を果たす。 【写真】ギャルになる前? 中学生時代の「めるる」はこちら 生見といえばモデルとしてデビュー後、“めるる”の愛称でバラエティー番組に引っ張りだことなり、その名がお茶の間に浸透。一方、最近はドラマや映画にも出演し、その演技力が注目を集めることも多かった。特に昨年はドラマ「風間公親-教場0-」(フジテレビ系)の第4話にゲスト出演し、孤立出産をした19歳の妊婦で殺人犯という役どころをシリアスに演じて話題に。また、メインキャストとして「日曜の夜ぐらいは…」(テレビ朝日系)、「セクシー田中さん」(日本テレビ系)と、2本の連続ドラマにも出演。「セクシー田中さん」では主人公に憧れる派遣OL役でコメディーを好演するなど、こちらも演技が高く評価された。 そして今期、ゴールデン・プライム帯連続ドラマ単独初主演を飾った生見。SNS上では「めるる、ついに主役!」「あれよあれよと主役やるようになっててすごい」など、出世ぶりを称賛する声も多い。
■「演技はやりたけど、自信がない」 「生見といえば、ギャルタレントなのに演技がうまい、そんな意外性を評価している人も多いでしょう。その先にある、本格的な女優としての資質があるのか気になるところですが、意外と役作りはしっかりやっているようです。例えば、自身は原作漫画がある作品では忠実に演じたいタイプで、原作を読み込み、『絶対にここはやりたい』というシーンは原作を切り取って台本に貼るなどしているとインタビューで明かしていました。さらに、原作には描かれてなくても『こういう香りが好きなんだろうな』『こんな食べ物が好きなんだろうな』と想像し、自身の生活に取り入れて役作りしているそうです」(テレビ情報誌の編集者) 一方、「モデルプレス」(1月1日配信)では、「演技はやりたいけど、いちばん自信がない部分」とも告白。ゆえに、演技を評価されるとすごく自信になるという。まだ現場に慣れてなくて立ち回りも分からないので、毎回勉強しているそうだ。 実際、「日曜の夜~」で生見とともに女友達3人組を演じた清野菜名と岸井ゆきのについて、女優としてすごいと感じたところを明かしていたこともある(「マイナビニュース」、23年7月2日配信)。清野については泣くシーンの際、リハーサルから全部泣けるところに驚かされたと告白。その後のテストや本番と、何回そのシーンを繰り返してもすべて同じタイミングで泣き、すごいと思ったという。岸井については、いかにもセリフを言っているように見えてしまいそうな難しいセリフでも本当に自然で、芝居の細やかさに感動したそうだ。