キルスティン・ダンスト、ブラッド・ピット&トム・クルーズとの共演を語る「お姫様みたいに扱ってくれた」
1994年の映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』でトム・クルーズとブラッド・ピットという大スター2人と共演したキルスティン・ダンスト。新聞「テレグラフ」のインタビューで当時を振り返った。 【写真】トム・クルーズの娘が大学生に! スリ・クルーズの麗しき成長アルバム
この映画は対照的な2人のヴァンパイア、レスタト(トム・クルーズ)とルイ(ブラッド・ピット)の愛憎関係を描いたもの。キルスティンはレスタトによってヴァンパイアにされてしまった少女を演じた。他にはクリスチャン・スレーターやアントニオ・バンデラスらが出演、キルスティンは数少ない女性キャストの1人だった。キルスティンはインタビューの中で「みんな私のことをお姫様のように扱ってくれた。セットは男性ばかりだったけれどみんな優しくて親切だった。嫌な気持ちになったことはなかった。ブラッドは私のお兄さんみたいだった」。キルスティンは当時12歳、ブラッドは30歳だった。
ちなみにこの作品ではキルスティンとブラッドのキスシーンがある。公開当時、キルスティンは「キスシーンはすごく嫌だった」と語っていた。それもお兄さん的存在だったからだそう。「ブラッドのことは大好き。とても素敵だけれど、キスはただ気まずい感じだった」「私はまだ幼い女の子で彼はお兄さんみたいな人だった。だから乗り気にはなれなかった」。
それはさておき、“お姫さま”のように扱ってくれたという言葉は盛ったものではなさそう。キルスティンは撮影当時の素敵なエピソードも披露している。「クリスマスが近づいた頃、ある朝楽屋に行ったらトムが美しいツリーを用意してくれていたの。素敵なオーナメントがたくさん飾られていた」。クリスマスにはいつも仲のいい友人や共演者、頑張ってくれるスタッフにココナッツケーキを贈っていることで有名なトム。撮影現場でも気遣いは怠らないみたい。