震災身元不明者未だ47人 手がかり求め 宮古市で相談会【岩手】
IAT岩手朝日テレビ
東日本大震災での身元不明者に関する情報提供を呼びかける相談会が、岩手県宮古市で開かれました。 県警は、2014年から沿岸各地で身元不明者に関する相談会を開いていて、15日は宮古市で11人の似顔絵の他、所持品の写真などが公開されました。 相談会には3人が訪れ、警察に被災した場所や当時の服装、手術の痕などを説明し、身元特定につながる手がかりを求めていました。 県内では、震災の行方不明者が1107人にのぼり、遺体で発見されたものの身元がわかっていない人が47人います。 相談会は来年の1月に釜石市でも開かれるほか、3月にかけて陸前高田市や大槌町でも開催される予定です。