インディーパブリッシャーのDevolver Digitalが映画などのIPを原作とするゲームのレーベルを設立
インディーパブリッシャーのDevolver Digitalが映画などのIPを原作とするゲームのレーベルを設立
インディーゲームのパブリッシャーとして知られるDevolver Digitalが映画、テレビ、コミックといったIPを原作とするゲームの新規レーベルの設立を発表した。新規レーベルの名は「Big Fan Games」だ。同社はもともと「ジョン・ウィック」のゲームなどをパブリッシングしていたが、IPモノのゲームに対する取り組みをさらに加速させていくのだと思われる。 「ゲーム」画像・動画ギャラリー Big Fan Gamesの公式サイトでは、彼らについて「小規模だが情熱的な業界ベテランのチーム」であることが書かれている。レーベルは「独立系ゲーム開発者がビデオゲームの力を使って、映画、コミック、テレビ、カルトヒーローといったIPモノのゲームに新たな命を吹き込むこと」にフォーカスするという。 レーベルとしては、「ライセンスされたゲーム」に対して新たなアプローチがあると考えているそうだ。レーベルとしてはゲームに対してインディー開発者が決定権を持つものとされており、リスクを取ってでも情熱とファンダムから生まれたユニークなアイデアを探求するという。「ライセンスされたゲーム」であっても、インディーゲームのスピリットを失わずに開発していくということだろう。 公式サイトではこれまでにDevolver DigitalがパブリッシングしてきたIPのゲームがリストアップされている。その作品群は以下のとおり。 『Reigns: Game of Thrones』 Devolver Digitalが2021年に買収したGood Shepherd Entertainmentのタイトル 『John Wick Hex』(関連記事) 『Hellboy Web of Wyrd』 また、レーベルのパートナーとしてディズニーなどがラインアップされている。公式ニュースによると、パートナーは以下のとおりだ。 ディズニー ダークホースコミックス Rebellion ライオンズゲート HBO
重田雄一