【インタビュー】Netflixリアリティ番組『イカゲーム: ザ・チャレンジ』の制作陣が批判に反論
この番組に関する最初の頃の報道は、かなり厳しいものでした。参加者に肉体的な負担を強いるという点で、行き過ぎたところがありましたか?あるいは、損害を過小評価していたのでしょうか?
ヘイ: もちろん、福祉と安全は最優先です。私たちは適切な措置を講じてきました。あなたが話している特定の批判は、『だるまさんがころんだ』の撮影に向けてのものですね。大規模で複雑な撮影だったし、寒い日でかなり時間がかかりました。でも、皆はそれに備えていたし、きちんとケアされていました。事前にすべてを厳しくテストし、適切な対策を講じるようにしていました。 ランバート: 賞金456万ドルはバトル系番組としては史上最高額で、それを獲得するのは簡単なことでありません。かなり大変な瞬間もあったけれど、他の酷いサバイバル番組に比べれば、ずっと優しくて簡単でした。多くの番組では、軽度の症状で人々を治療することがあります。『だるまさんがころんだ』も、それに当てはまります。
『だるまさんがころんだ』では、仮面姿の人たちがコントロールルームで動きを“コントロール”しているように見せるショットもあります。ある要素をフィクションにすることで、演出に見えてしまうのではないかという懸念はなかったのでしょうか?
ランバート: その判断を下したのは私たちで、上手くいったと思っています。人々は、台本が存在する番組のようなものを期待しています。スタッフたちは、参加者たちに没入感を味わってもらうのに役立っているはずです。プロデューサーの代わりに、彼らがプレーヤーへの情報伝達を行ってくれました。それに見栄えもいいですよね。スタッフが権威と存在感を伝える適切な動きをするように振付師を雇ったことは、最良の決断の1つです。私たちは、そのバランスをきちんと取ることに懸命に取り組みました。
大きな変更点としては、「綱引き」の代わりに「艦船戦」を採用したことでした。チームの男女比を均衡させ、破滅に向かう人々を出さない方法を思い付くことができたのに、なぜそれを切り捨てたのですか?
ヘイ: この番組の大きなチャレンジの1つは、誰もがドラマの後に観ているということ。人々は、ドラマの最高な部分を集めたものを望んでいる。でも、ドラマのキーポイントの1つは“サプライズ”。なので、親しみやすさと驚きのバランスを上手く取ることが鍵でした。予想を裏切って、別のゲームを提供するのは私たちにとってチャンスだったのです。同じゲームを次から次へと同じ順番で出すだけでは、『イカゲーム』の精神に忠実とは言えない。「艦船戦」の役割には、本当に満足しています。 ※本記事は要約・抄訳です。