約3年前に消息絶った運搬船「第八しんこう丸」深さ1500mの海底から発見 乗っていた船長ら6人は現在も行方不明
2020年に乗組員6人を乗せたまま消息を絶った活魚運搬船が和歌山県すさみ町の沖合の海底でみつかりました。 1500メートルの海底にみつかった活魚運搬船「第八しんこう丸」。 「第八しんこう丸」は、2020年の12月22日、養殖のブリを運搬するため愛媛県愛南町の漁港を出港し、三重県に向かう途中に消息を断ち、船長の戸田源二さんら6人が行方不明となっています。 第五管区海上保安本部によると、2月17日、和歌山県すさみ町から南西30キロの沖合を遠隔操作無人探査機(ROV)で調査したところ、深さ1500メートルの海底に「第八しんこう丸」がみつかったということです。 6人については行方はわかっていません。 船体の状態から沈没の原因は今のところわかっていないということですが、第五管区海上保安本部は今回撮影した映像を細かく分析し引き続き調査するということです。