外国人観光客めあて…京都で「白タク」行為が深刻な問題に注意呼びかけ
TVOテレビ大阪
インバウンド需要が回復し、外国人観光客でにぎわう京都に、いま異変が…深刻な迷惑行為が起きている現場を取材しました。 バスがずらりと並ぶ京都の嵐山。多くの人が行きかう中、 【近畿運輸局京都運輸支局長】「このような啓発活動を地道に、また粘り強く継続し続けていることが大変重要なこと」 20日午後、京都府警が市役所などと連携し、観光客に関するある問題の啓発活動を実施しました。 観光をめぐっては、街中でこんな“マナー違反”も。ゴミ箱が設置されているものの、観光客が増えた影響なのか、ゴミがあふれかえり、地面に散乱。また祇園では、私道に無断で立ち入る外国人観光客が多く、5月から観光客お断りの立て札が設置された小路もあります。 そんな中、20日深刻な問題として啓発されたのが、無許可で客を車に乗せる違法な白タク行為です。根絶に向けて、嵐山では検問が行われました。 警察官「キャンユースピークジャパニーズ?」外国人観光客「イングリッシュ」 警察官「ハウロングステイイン・ジャパン?」外国人観光客「ワン・ウィーク」 京都市内でタクシーの営業の許可を得ていない白ナンバーの車、いわゆる「白タク」が横行していて、多くの車がつねに客待ちをしているといいます。京都府警は絶対に「白タク」に乗らないでくださいと注意を呼び掛けています。
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