元維新「暴言王」と呼ばれた足立前衆院議員 「『全国政党化』失敗では?」と"因縁"の馬場代表に迫る
■今回の選挙後に「代表選」は?
そして足立さんは、馬場代表の「進退」についても迫ります。 【足立さん】「日本維新の会は、大きな選挙の後には、代表選をどうするかっていう議論があります。例えば松井(一郎前代表)さんは、引退されるっていうことで、自ら代表選をやってくれということだったわけですが、現時点で馬場代表はこの総選挙の後の党代表選について、『やるんだ』ということなのか、あるいは党大会に任せるのか何かご判断ありますでしょうか?」 【維新 馬場代表】「足立さんもかつて、わが党に所属しておられたんで、ルールはお分かりだと思いますが、できるだけ近いうちに常任役員会を開いて、ルール通りに代表選挙をやるかどうか、まずこれを特別党員のみなさん方に諮っていくと。ルールで決まっていますから、それをやる準備は、先ほど事務方にも指示をしているところであります。ですから、特別党員が『代表選挙やらなくていいんじゃないか』という結論になれば、やらないし、『やろう』ということになれば、代表選挙はやろうと。そういうことですね」
■あくまで「単独での政権政党を目指す」
一方、馬場代表は、27日午後9時からの記者会見で、「政権与党入り」を明確に否定したことから、今後の維新の方針について、ジャーナリスト・安藤優子さんから質問がありました。 【維新 馬場代表】「単独で政権政党を目指してやっていくんだと。 だいたい、年次的なサイクルは、10年程度。選挙の回数は今回やりましたからあと2回程度で、それを目指してやると。 そういう計画がありますんで、それに基づいてやっていくということになります」 これについてさらに、安藤さんが「維新もほかの政党と組むことで政権を担うことができる」と指摘しましたが。 【維新 馬場代表】「我々は『政権に入りたい』という気持ちは全くありません。今回も全くないです。 今回も逆風と言われている維新に票を入れていただいている方は、やっぱり維新らしくやってほしいということが、最大のみなさま方の思いだと思いますから。 『維新らしさ』というのは難しいと思うんですが、現実に合わせていくという事ではなしに、国家国民のために何をできるのかという、そういう物差しで立ち位置は考えていきたいと思います」 こう述べてあくまで「単独での政権政党を目指す」と訴えました。
関西テレビ