スズキ、「ソリオ」「ソリオ バンディット」のフロントマスクを一新 安全機能を拡充
スズキは1月16日、小型乗用車「ソリオ」「ソリオ バンディット」を一部仕様変更して発売した。 【画像】ソリオ HYBRID MZ(スピーディーブルーメタリック ガンメタリック2トーンルーフ) 価格はソリオが192万6100円~259万3800円、ソリオ バンディットが230万3400円~264万8800円。 今回の一部仕様変更ではフロントマスクを一新。ソリオは、フロントグリルのメッキの配置を横方向に広げることで、伸びやかで堂々としたデザインに進化させた。ソリオ バンディットは迫力あるフロントグリルやフロントバンパーに加え、メッキとブラックの加飾を用いて、立体的な造形と上級感のあるデザインとすることで、サイズを超えた存在感を演出した。 ボディカラーは、ソリオに「スピーディーブルーメタリック ガンメタリック2トーンルーフ」を、ソリオ バンディットに「スピーディーブルーメタリック」を新たに設定した。 パワートレーンには、スイフトに搭載したZ12E型エンジンとCVTを採用し、燃費性能と走行性能の両立を実現。全車マイルドハイブリッドを搭載し、エコカー減税の対象となっている(2025年4月30日新車登録まで)。 安全機能は、ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせにより、検知対象を車両や歩行者、自転車、自動二輪車とし、交差点での検知にも対応した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を採用。車線維持支援機能を標準装備とした。また、高速道路での運転をサポートする全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)には停止保持機能を追加。さらに、低速時ブレーキサポート(前進・後退)や発進お知らせ機能[先行車・信号切り替わり]、ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラートなど、最新の予防安全技術を採用し、安全機能の拡充を図った。 そのほか、パーキングブレーキの作動・解除の操作を指先で行なえる電動パーキングブレーキやブレーキホールドを採用。スズキ緊急通報やリモートエアコンなどのアプリ機能を利用できるスズキコネクトにも対応し、快適装備を充実させた。 加えて、ドライブレコーダー連携、HDMI入力対応、スズキコネクト連携機能を新たに搭載したスマートフォン連携メモリーナビゲーションを全車にメーカーオプション設定したほか、後席への荷物の置き忘れなどをお知らせするリアシートリマインダーをスズキ車として初採用した。 なお、ソリオ、ソリオ バンディットは、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」、国土交通省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当する。
Car Watch,編集部:北村友里恵