【ベラトール】ミックスがスプリット判定で初V!難敵マゴメドフの打撃に苦戦も
5月17日(日本時間18日)にフランス・パリで開催された総合格闘技イベント『Bellator Champions Series PARIS』のバンタム級タイトルマッチにて、王者のパトリック・ミックス(30=米国)が挑戦者のマゴメド・マゴメドフ(32=ロシア)にスプリット判定勝利で初防衛に成功した。 【動画2点】ミックスがギロチンチョークであわや一本!マゴメドフの打撃でミックスがぐらつく ミックスは昨年4月にバンタム級ワールドGPを制覇し暫定王者になると、同11月に当時の正規王者セルジオ・ペティスと統一戦を行い、初回一本勝ちで正規王者に輝いた。 対するマゴメドフは同級4位の実力者。22年12月にバンタム級ワールドGP準決勝でミックスと対戦したが、一本負けを喫した。昨年7月の前戦では『超RIZIN.2』で来日。ダニー・サバテーロに一本勝ちした。 1R、中央をとり、コツコツとジャブ、ローで主導権を握るミックスだが、後半マゴメドフが左ストレートをクリーンヒットさせる。 2R序盤にミックスが飛びついてのギロチンチョーク、これはマゴメドフが頭を抜いて回避。ミックスは鋭いジャブを突き続け、マゴメドフは打ち終わりカウンターを振っていく。 3R、マゴメドフがタックルをいくも、ミックスがカウンターのギロチンチョーク!フルパワーで極めにいくミックスだったが、これをマゴメドフが頭を抜いて解除する。スタンド展開、マゴメドフの左フック、右アッパーが炸裂、ミックスはぐらつくも、辛うじてダウンを逃れる。 4R、ペースを掴んだマゴメドフ。コツコツと三日月蹴り、飛び込んでのワンツーなど、ミックスにダメージを与える。ミックスはコツコツとジャブ、ロー、ヒザ蹴りを返していく。 最終5R、スタンドの攻防からミックスがマゴメドフを金網に押し込みながらテイクダウン狙い。しかしマゴメドフは冷静に対処し、グラウンド展開とならない。最後はお互い打ち合いの中でタイムアップ。 判定はスプリット2-1(48-47×2、46-49)でミックスに軍配。ミックスが初防衛に成功した。 『Bellator Champions Series PARIS』 5月17日(日本時間18日)フランス・パリ ▼バンタム級タイトルマッチ ○パトリック・ミックス(米国/王者) 判定2-1 ※48-47×2、46-49 ●マゴメド・マゴメドフ(ロシア/挑戦者) ※ミックスが初防衛に成功