ブラジル 洪水などによる被害拡大 死者100人に
南米ブラジルで洪水などによる被害がさらに拡大しています。これまでに死者が100人に上ったほか、128人が行方不明になっています。 ブラジル南部の都市ポルトアレグレでは、高層ビルが建ち並ぶ市街地が冠水し、空港も水につかって飛行機の運航ができない状況となっています。 南部では、先月29日からの大雨による被害が広がっていて、リオグランデドスル州では洪水や地滑りなどがおき、ロイター通信によりますと、これまでに少なくとも100人が死亡したほか、128人が行方不明になっています。 橋が流される被害のほか停電や断水も発生していて、16万3000人以上が避難しているということです。 ブラジル当局は、この地域でさらに洪水が起きる危険性が高いと注意を呼びかけています。