<ヘッドフォン祭>ラディウス、骨伝導ながら聴き完全ワイヤレイヤホン/LYPERTEK、未発表完全ワイヤレス参考展示
ヘッドホン/イヤホン関連ブランドが多数集うイベント「春のヘッドフォン祭り2024」が開幕した。本稿では、クラウドファンディング中のながら聴きイヤホンを試聴できるラディウスと、LYPERTEKの完全ワイヤレスイヤホンを参考出展するなどしていたナイコム関連のブースをレポートする。 【写真】LYPERTEKの新完全ワイヤレスイヤホン「PUREPLAY C3」 ■ラディウスはハイグレードイヤピや骨伝導イヤホンを展示 ラディウスのブースでは、イヤホン“W”(ドブルベ)各モデルや、「ディープマウントイヤーピース」各種などを展示。ディープマウントイヤーピースは2月に発売されたハイグレードモデル“ZONE”各サイズを試すことができる。 また、現在クラウドファンディングを実施している、耳を塞がないオープンイヤータイプの骨伝導完全ワイヤレスイヤホン「Beethoven」も用意。実機を体験することもできるようにしている。 Beethovenは、骨伝導技術で長年にわたる知見を持つテムコジャパンと共同開発したモデルで、中低音域を骨導音で伝達し、高音域を筐体の音出孔から放出する気導音(空気の振動による音)で伝達するハイブリッド方式を採用。5月31日までGREENFUNDINGにてクラウドファンディングを実施している。 ■ORIVETIやLYPERTEKから未発表モデル参考展示 THIEAUDIOやKiwi Ears、ORIVETIなどのブランドを取り扱うナイコム。Kiwi Earsの最新イヤホン「Singolo」など各ブランドから様々な製品を出展している。 ORIVETIブランドからは、「GRAND ORIVETI SUPREMACY」「ORIVETI OH301」という2つのイヤホンを参考展示。どちらも価格は未定だが、6月ごろの発売を予定しているという。 「GRAND ORIVETI SUPREMACY」は新たなフラグシップモデルで、静電ドライバー4基とBAドライバー4基、ダイナミックドライバー1基によるハイブリッドドライバー構成を採用。一方の「ORIVETI OH301」は「ORIVETI OH300」のアップグレードモデルで、BAドライバー2基とダイナミックドライバー1基のハイブリッド構成を採用している。また、両機ともリケーブル対応で、端子は2Pinを採用している。 そしてLYPERTEKブランドからは完全ワイヤレスイヤホン「PUREPLAY C3」を参考出品。BAドライバーとダイナミックドライバー1基ずつのハイブリッドドライバー構成を採用し、BluetoothコーデックはaptX Adaptiveにも対応するとのこと。 本体のみで8時間、付属の充電ケースを併用すると1ヶ月使用可能というロングバッテリーライフも実現しているほか、マルチポイントやIPX6相当の防水にも対応。1万円台後半で5月中の発売を予定しているという。 LETSHUORE(レットシュオアー)ブランドやEarfunブランドのブースも展開。LETSHUOERでは、前日に発売開始されたばかりのハイブリッドイヤホン「Cadenza 4」など各種を試せるようにしていた。 Earfunブランドでも様々な製品を用意。これまでAmazonのみでの展開だった完全ワイヤレスイヤホン「Air2」ホワイトモデルを、一般販売するとの情報を聞くこともできた。
編集部:小野佳希
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