古川雄大と京本大我、帝国劇場でミュージカル『モーツァルト!』
「才能が宿るのは肉体か、魂か」という深遠なテーマのもと、音楽の天才モーツァルトが駆け抜けた35年にわたる歓喜と苦悩の生涯を描いたミュージカル『モーツァルト!』。世界初演から25年を迎え、日本では2002年の初演以来ファンを魅了してきた。 そんな人気作が、2025年に建て替えのため休館する帝国劇場の《クロージング ラインナップ》に登場。同劇場で2024年8・9月に上演され、以降は10月に梅田芸術劇場メインホール、11月に博多座へと移っていく。 モーツァルトを演じるのは古川雄大と京本大我(Wキャスト)。古川は2018年シーズンから同役を務め、京本は今回が帝劇初主演となる。
■古川雄大 コメント このヴォルフガングという役はこれからのミュージカル界を背負っていくような、若さ溢れる俳優がやるべき役だと個人的には思っています。しかしながら、2度『モーツァルト!』に携わらせて頂き、この作品そして役の魅力を味わうとまた挑戦したいと思ってしまう、そんなかけがえのない役だと思います。いよいよ3度目、皆様に集大成をお見せすることができたらと思っています。 大我くんはいわば同士のような存在です。様々な現場を経験され、座長としても作品を背負い素晴らしい活躍をされている、まさに勢いのある俳優。大我くんとダブルキャストを務めることは自分としても大きな刺激をもらえるので、楽しみで仕方ありません。 ■京本大我 コメント 二十歳の時に『エリザベート』に出演し、ミュージカルに魅了され、もっと勉強したいという思いからDVDや劇場を通して何十回も観させて頂いた作品がこの『モーツァルト!』です。 (井上)芳雄さん、(中川晃教)アッキーさん、(山崎)育三郎さん、(古川)雄大さんという僕が大尊敬する先輩方が繋いできたこの大役を担うこと、本当にプレッシャーですが、今は不安や恐怖よりも、遂にこの役を演じさせて頂けるという喜びが大きいです。 稽古が始まれば今まで経験したことのないようなハードな日々になると思いますので、今はこの喜びの余韻に浸っていたいです。(笑) 一度観たら一生忘れられない作品であることは間違いないので、楽しみにしていて下さい。 劇場でお待ちしております。