「日本人の復帰は朗報」性加害疑惑の伊東純也に仏紙も関心 “好意的な報道”の裏で「プレーはまだ先」とシビアな指摘も
奇しくも一挙手一投足が注目を集めることになった日本代表MFの“近況”に、地元メディアからも関心が寄せられている。カタールで開催中のアジアカップを性加害疑惑報道による影響で離脱した伊東純也だ。 【動画】クラブの練習復帰 笑顔で軽快なボールさばきを見せる伊東純也 伊東はカタールで開催されたアジアカップに日本代表の一員として参加するも、期間中に『デイリー新潮』で性加害疑惑が報じられ、女性からの告訴が判明。活動期間中だった今月2日にチームからの離脱が発表されていた。 その後に伊東側は相手を虚偽告訴容疑で逆告訴。現在、当人は所属するリーグ・アンのスタッド・ランスの練習に復帰し、今後の動向に注目が集まっている。 そんな伊東については、ランスの地元紙『L’union』もクローズアップ。現時点で問題が解決していないことに触れつつ、「最高のパサーであるこの日本人の(練習)復帰は、スタッド・ドゥ・ランスにとって朗報である」と断言。公式戦直近5試合で2勝1分け2敗と低調な戦いを強いられているチーム状況を踏まえ、「日曜(日本時間2月12日)のロリアン戦という危険な遠征を前に、イトウのいない攻撃陣は特に好調ではなかった」と伊東の復帰を好意的に伝えている。 ただ、伊東が敵地でのロリアン戦に出場できるかはいまだ不透明なままだ。フランスの全国紙『レキップ』も「ランスにとって問題はかさばっている。少なくともジュンヤ・イトウが再びプレーするのはまだ先のことになりそうだ」と指摘。クラブやリーグから出場許可が与えられるかは不透明であるという見解を示している。 無実を前提とし、徹底抗戦の姿勢を見せている伊東。古豪の絶対的主力であった彼の性加害疑惑の行方は、ヨーロッパでも注目が高まっている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]