利賀に雪舞う 富山県内、前日から10度前後低く
18日の富山県内は冬型の気圧配置で雨や曇りとなり、寒気の影響で気温がぐっと下がり、山間部では雪が降る所があった。最高気温は上市町で10・3度、南砺市高宮で11・2度、富山市中心部で12・4度など全10観測地点で前日から9~11度低くなり、12月上旬並みとなった。 南砺市利賀では午後8時ごろから雪が降り、民家の屋根や道路がうっすらと雪化粧した。県利賀芸術公園では劇団SCOTの団員が夜の稽古を終えて食堂に集い、雪を眺めて冬到来を感じた。 富山地方気象台によると、19日は引き続き寒気の影響を受けて気温が下がる。中日本高速道路は19日にかけ、東海北陸自動車道で降雪が見込まれるとして冬用タイヤの装着とチェーン携行を呼び掛けた。