岩﨑教諭(館野小)に文科大臣優秀教職員表彰 館山(千葉県)
学校教育の教育実践などに顕著な成果を上げた現職の教職員らを表彰する「令和5年度文部科学大臣優秀教職員表彰」の表彰式が16日、東京都文京区の東京大学・安田講堂で行われ、館山市立館野小の岩﨑由紀教諭が表彰を受けた。 教職員の意欲を高め、資質能力の向上を図ること目的に、平成18年度から文部科学大臣による優秀教職員表彰を実施している。全国の国公私立学校の教職員経験10年以上かつ50歳未満の現職教職員を対象に、今年は全国から825人、県内では18人が表彰を受けた。 岩﨑教諭は、道徳科の授業づくりコーディネーターとして、平成29年度から令和3年度までの5年間、県教育委員会の指定を受ける。新任教員に向けた授業公開の他、鋸南小在籍時の平成30年度には、県主催の学力向上交流会で地域内外の教員らに授業を公開するなど、安房地域の道徳科の授業力向上に尽力した。 18日に、吉井典之館野小校長とともに市教育委員会を訪れ、石井浩己教育長に受賞を報告。喜びを語った岩﨑教諭は、「身に余る賞を頂き、背筋が伸びる思い。今まで関わってくださったり、支えてくださったりした全ての先生方に感謝します」と話していた。