19日ホーム開幕戦を迎えるバレーボール女子、新生KUROBEアクアフェアリーズ富山。 今月開幕した新リーグ・SVリーグに新監督、新戦力で挑みます。 「さあ行こうよし！」 先週日曜日に開幕戦を迎えたKUROBEアクアフェアリーズ富山。 今シーズン挑むのは、新たな国内最高峰リーグSVリーグです。 日本国内のトップリーグとして将来の完全プロ化を念頭に結成された新リーグで、女子は14チームで戦います。 新リーグでは試合数が44試合と従来のリーグより増えたほか、これまで年間8試合だったホーム戦は、22試合と大幅に増えます。 またより地域との結びつきを強めようとチーム名に地域名が追加され、KUROBEアクアフェアリーズ富山に変更されました。 その新リーグに挑むチームを率いるのは、これまでに強豪・デンソーエアリービーズの監督を務め、今年のパリオリンピックで女子日本代表のコーチも務めた川北元新監督です。 ＊川北元新監督 「このチームは学ぶことに積極的な選手がとても多いので選手がのびのびお互いを明るく鼓舞できるようなチームにしたい。もちろん、ファイナルラウンドに行けるようにベストを尽くしたい」 川北監督の元、新戦力で挑むアクア。17選手中9選手が新加入です。 中でも注目は。 Q.「身長は？」 ＊ショールテン・アイリス選手 「191cm」 身長191センチ、新加入のショールテン・アイリス選手。 オランダ代表としても経験を積むアイリス選手は、日本では初めてプレーします。 強豪・久光との開幕戦でもさっそく存在感を見せつけました。 開幕戦では、チーム最多となる11本のアタックを成功させ、13得点。 その実力を発揮しました。 ＊ショールテン・アイリス選手 「チームとして一番大事なのは自分の身長を活かしてポイントをどれだけ稼ぐかということ。得点を獲ることが自分自身の仕事だと思う」 また、富山第一高校出身のアウトサイドヒッター、田邉彩七選手も新加入です。 ＊田邉彩七選手 「富山県で今度は一番上のSVリーグでバレーボールができるのはすごくうれしい。新人らしく元気に楽しくやっていきたい」 新戦力が加わり、チームとしての戦術や連携面を構築中のアクアですが、特にサーブ力の強化やスパイクのコースの打ち分けなどに力を入れ、練習を行っています。 新監督の元、新戦力を迎えて挑む、今シーズン。 新たなSVリーグで、新星アクアフェアリーズが目指すのは、14チーム中8チームが進出できるチャンピオンシップ進出です。 ＊KUROBEアクアフェアリーズ富山　中村安里主将 「自分たちが目指すところはチャンピオンシップ。ベスト8に入りたい。高みを目指して優勝やベスト4を目指したい。たくさんの方にホームゲームに来ていただいて、楽しんでいただけたらと思う。私たちのバレーを見て元気で笑顔になってくれたらうれしい」 KUROBEアクアフェアリーズ富山のホーム開幕戦は、19日黒部市のYKK体育館で強豪・デンソーエアリービーズと対戦します。今季初勝利を期待しています。