衝撃の0-7-1システム! 9人のトッテナムが前代未聞の超ハイライン、指揮官は「たとえ5人でも、やってみせる」
OBも驚き「最も高いディフェンスラインだ」
驚きのシステムがピッチ上に描かれた。 トッテナムは現地11月6日、プレミアリーグ第11節でチェルシーとホームで対戦。開始6分にデヤン・クルセフスキのゴールで幸先良く先制も、33分にクリスティアン・ロメロが一発レッドで退場に。 【画像】センタ―ラインに7人も! スパーズの超ハイライン 35分にPKで同点とされ、1-1のタイスコアで迎えた後半、55分にデスティニー・ウドギーがこの日、二度目の警告で退場となる。 9人の戦いを強いられたトッテナム。アンジェ・ポステコグルー監督はいかなる采配を振るったか。イギリスメディア『SPORT BIBLE』は、「トッテナム、チェルシー戦で前代未聞の0-7-1フォーメーションを採用」と題した記事で、詳細を伝える。 「9人に減らされたあとに起こったことは、世界中のサッカーファンを魅了することになる。アンジェ・ポステコグルー監督のチームは、ブルーズ(チェルシーの愛称)に対抗するために、0-7-1を展開したのだ」 新機軸は、75分までは上手くいっていたようだ。だが、チェルシーの素早いカウンター攻撃で、ニコラス・ジャクソンの逆転弾を浴びると、その後は瓦解。記事では、「マウリシオ・ポチェティーノ率いるチームが、相手のとんでもなく高いラインを打ち破り、セネガル人ストライカーはプレミアリーグ初のハットトリックを達成した」と報じる。 最終的には1-4で完敗。果敢なチャレンジは奏功しなかった。最終ラインは“ゼロ”という超ハイライン。元トッテナムのヤン・フェルトンゲンは自身のX(旧ツイッター)で、「これまで見たなかでも、最も高いディフェンスラインだ」と驚きを持って投稿した。 『SPORT BIBLE』の公式Xでも、トッテナムの選手たちがセンターライン付近に群がる写真を投稿。ポステコグルー監督の「これが我々なんだ。ここにいる限り、そうするつもりだ。たとえ5人でも、我々はやってみせる」というコメントを添えた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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